社会福祉法人Q&A
国庫補助金等特別積立金について
補助金で購入した車両100万円(耐用年数5年)について、減価償却費と同様に国庫補助金等特別積立金の取崩も年度末に一括処理することとしております。
この場合の仕訳はどうなりますか。
なお、減価償却は定額法で計算し、減価償却累計額の控除方法は直接法で行います。
国庫補助金等によって取得した固定資産の減価償却費を行ったときの仕訳は次のとおりです。
(総勘定元帳系列の仕訳-損益計算)
当該減価償却費に対応する国庫補助金等特別積立金を取り崩す処理を行います。
(総勘定元帳系列の仕訳-損益計算)
なお、設備資金借入金の償還に係る国庫補助金等については、当初から借入金の償還補助の総額の補助金の受入れがあったものと見なした金額を基礎として、減価償却費に対応する国庫補助金等特別積立金の取崩しを行います。
また、減価償却費に対応する国庫補助金等特別積立金の取崩しは、事業活動収支計算書の<事業活動収支の部>に計上することに留意してください。
固定資産そのものを廃棄等したときに国庫補助金等特別積立金を取り崩す場合、<特別収支の部>に計上しますが、両者を混同しているケースがあり、注意が必要です。
社会福祉法人さま向け 初回無料経営相談
お申し込み・各種お問い合わせはこちら
お申し込み・各種お問い合わせはこちら
無料経営相談
100件を超える社会福祉法人の経営支援実績を持つ、社福経営サポートクラブ(SSC)が解決します。お気軽にご相談ください。
受付時間
(平日)9:00~17:30