「決算報告の時にどのように説明をしたらいいのかわかりません。」
というご相談を頂いたりすることがございます。

【資金収支計算書を使って説明してます】とか、【とりあえず全科目読み上げています】
なんていう法人もあったりします。

　そこでおさえておいてほしいポイントを今回はご紹介します。

　① BS（貸借対照表）の次期繰越増減差額が去年より増えているか

　② BSの支払資金（流動資産－流動負債）が去年より増えているか
　　※流動資産・流動負債からか棚卸資産、賞与・徴収不能引当金、1年以内科目を除く

①は正味財産が増えたかどうかを見ています。

去年より増えていれば所謂黒字決算だったといえます。

ただし黒字決算であってもお金の使い方を間違えると法人は倒産してしまいます・・・
そこで②の支払資金所謂運転資金をどれだけ残せたかを確認します。

そして、どうして①が増えたのかはPL（事業活動計算書）をどうして②が増えたのかは
CF（資金収支計算書）を見るとわかりますので、それぞれの帳票を基に説明しましょう。

決算報告の際には参考にしてみてください＾＾